カノコソウの効果効能、過剰摂取による副作用 不眠症や精神不安などに効く?
カノコソウはヨーロッパ産のセイヨウカノコソウの代用品として近年日本産も使用されるようになったハーブです。ヨーロッパ産と日本産では種が異なり、主成分の含有量が異なっています。しかし、どちらも鎮静効果があるといわれ、精神不安、ヒステリーや不眠などに使用されています。
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カノコソウはヨーロッパ産のセイヨウカノコソウの代用品として近年日本産も使用されるようになったハーブです。ヨーロッパ産と日本産では種が異なり、主成分の含有量が異なっています。しかし、どちらも鎮静効果があるといわれ、精神不安、ヒステリーや不眠などに使用されています。
セイヨウトチノキは別名マロニエ(フランス語)として知られる植物です。利用部位は樹皮、葉、花とタリに似た果実である日本では果実は原則として医薬品の扱いです。街路樹として植えられていることもあります。
サンザシにはセイヨウサンザシとオオサンザシ、チャイニーズホーソン、サンザシがあります。セイヨウサンザシ(ホーソンベリー)はとくにヨーロッパにおいて心臓に有効なハーブとして使用されてきました。セイヨウサンザシ(ホーソンベリー)の効果は広範囲にわたって循環器系を改善するとされています。葉と花の抽出物はドイツのハーブ承認委員会「コミッションE」でも処方箋なしに治療目的で使用できると承認されたハーブです。
黄耆(オウギ)は中国漢方の胃腸、血圧、風邪、利尿などの多くの処方に配合されている生薬です。黄耆(オウギ)の根は日本では「医薬品」扱いとなり、葉・茎が食用に用いられます。黄耆(オウギ)は2000年前の記録もある中国医学の強壮薬のひとつです。適切に摂取すれば安全であり、免疫抵抗カを向上するだけでなく、ストレスへの適応カを上げる効果があるとされています。中国ではオタネニンジン(朝鮮人参)が内的なエネルギーを高めるのに対し、オウギは外的エネルギーを高めるとされます。
ウコンは南アジア原産で、インド、中国、インドネシアおよび他の熱帯の国々で広く栽培されています。日本にはすでに平安時代中期に中国から渡来し、江戸時代初期には重要産物として栽培されるようになりました。近年、肝臓保護効果を始めとする健康増進効果が見直され、注目されている食材です。春ウコンと秋ウコンがあり、生理効果を発揮する生薬として知られるのは春ウコンの根茎で、香辛料(ターメリック)として用いられるのは秋ウコンです。
セージ(薬用サルビア)はヨーロッパ南部原産、地中海沿岸地方の多年草で、葉の抽出物が経口で記憶カの改善、コミッションE(ドイツのハーブ承認委員会)では外用で鼻粘膜の炎症に対して使用が承認されているハーブです。セージ(薬用サルビア)はサプリメントとして用いられることもあります。肉料理の際の香辛料として使われることも多いです。精油はアロマテラピーにも利用されます。
β-カロテン(英 β‐carotene)は、ビタミンAの前駆体で、ビタミンA源の栄養機能食品の栄養素として認められており、1日摂取目安量を満たした商品については、栄養機能表示が認められています。食事性またサプリメントによるカロテノイドは、脂肪細胞や組織に貯蔵されるため、長期間、過剰に摂取しない限り一般的に安全です。しかしながらβ-カロテンとアルコールの同時摂取は肝毒性を生じます。
日本ではサプリメントとして用いられることもありますが、主に食用とされます。種子の食用は副作用の可能性が高まるので避けたほうがよいでしょう。大量の摂取も避けましょう。 アルファルファは近東原産で、飼料用の作物として、また窒素固定効果により牧草地を肥沃に改良する作物として有用です。深い主根をもつ多年生草本でクローバーに似た葉を持ちます。使用部位は地上にのびる部分。市販アルファルファ栽培種の系統には亜種も含まれます。
エゾウコギ(別名シゴカ、シベリアニンジン、英Siberian ginseng)は滋養強壮やスタミナ補給、気分の落ち込み対策等を期待して、サプリメントに用いられることがあります。 エゾウコギの根は漢方で刺五加と呼ばれ、2000年以上前から使用されています。オタネニンジン(朝鮮人参)よりさらに良好な効果をもたらすといわれており、抗疲労効果、血管拡張効果などの薬理効果が認められるといわれています。
アルギニン(arginine)はアミノ酸の補給を目的としたサプリメント、飲料などにも用いられています。食品添加物(調味料、強化剤)として用いられることもあります。 毒性の少ないアミノ酸であり、一酸化窒素を増加させ、高用量で血管拡張作用を示します。