アミノ酸・脂肪酸等一覧

カルニチン(L-カルニチン)の効果効能、副作用 ダイエットや循環器疾患に効く?

カルニチン(carnitine、L-carnitine)は昆虫の成長因子として見つかったアミノ酸の一種ですが、脂肪の代謝に必須であることがわかり、肥満が問題となっている現代社会においては注目される成分で、条件付き必須栄養とみなす考え方もあります。ダイエットを目的とするサプリメントに用いられることもあります。

トリプトファンの効果効能、副作用は?PMSやうつ病の改善に期待

トリプトファン(tryptophan)は必須アミノ酸で、種々の食品に含まれますがその含量は低いです。主に糖類を原料として、発酵法で製造されます。 トリプトファンだけを過剰摂取すると肝臓障害や脳症などの問題が生じます。分岐鎖アミノ酸といわれるバリン、ロイシン、イソロイシンを同時に摂取する必要があります。

チロシンの効果効能、副作用 睡眠障害やストレスに有効か

チロシン(tyrosine)は動物性タンパク質に広く含まれ、生体内で神経伝達物質や甲状腺ホルモンの原料となるため睡眠やホルモンに関連する重要な役割を持つアミノ酸のひとつです。 毒性の少ないアミノ酸で、体内で合成可能ですが、必須アミノ酸であるフェニルアラニンから合成されるため条件つき必須アミノ酸と位置づけられています。Fisher比を規定するアミノ酸のひとつです。

バリンの効果効能 うつ症状の副作用も 

バリン(valine)は必須アミノ酸のひとつですが、含有する食物が多いため、通常欠乏することは少ないアミノ酸です。 ロイシン、イソロイシンとともに分岐鎖アミノ酸(BCAA)としてスポーツやフィットネス栄養の観点から注目度が高いです。Fisher比を規定するアミノ酸のひとつです。 バリンの補給はうつ症状の発症リスクを増す可能性もあります。

ホスファチジルセリンの効果効能、副作用 認知症のサプリにも使用

ホスファチジルセリン(英 phosphatidylserine)は適切に用いれば安全であり、記憶カ、認知機能などの脳機能改善に用いられています。食品中では、大豆に多く含まれています。 現在最も多く使用されるのは大豆加工食品サプリメントです。他のリン脂質と組み合わされたものもあります。

フェニルアラニンの効果効能、副作用 欠乏でうつ症状も

フェニルアラニン(phenylalanine)は必須アミノ酸で、タンパク質の構成材料となるほか、主に肝臓でチロシンに変換された後、臓器で利用されます。 フェニルアラニンは食品中では、タンパク質の構成アミノ酸としてプロセスチーズ(1200mg/100g)、ほんまぐろ赤身(1000mg/100g)、納豆(870mg/100g)などに多く含まれます。