植物由来一覧

ニンニクの効果効能、副作用 高血圧やコレステロールに有効?

ニンニクの別名はオオニンニク、ダイサン、(英)Garlic、nipponicum、Allium sativum ゆり科、ネギ属。使用部位は鱗茎。 古くから食村として広く使用されてきたニンニクはまた、長い歴史の中で薬用としても用いられてきました。 ニンニクは全草に強い臭気があり、世界的に食されている香味料です。伝承的に強壮効果や、抗菌活性などによる健康効果がいわれる食材です。

プロポリスの効果効能、副作用 抗菌・抗炎症作用に優れる

プロポリス(propolis)はポプラやユーカリ、針葉樹等の起原植物に由来する樹脂にミツバチが分泌液を混ぜてできた素材で、セイヨウミツバチの巣から分離します。 プロポリスすなわち“ミツバチのにかわ”は、ミツバチが巣をつくり、封をするときに用いる粘性のある樹脂性物質です。薬として用いられた歴史は古く、紀元前350年にギリシャ人は膿瘍に、アッシリア人は傷や腫瘍の治癒にプロポリスを用いていたとの記録があります。

ブラックコホシュ(アメリカショウマ)の効果効能、副作用 更年期障害やPMSに

ブラックコホシュ(アメリカショウマ)は北米先住民から受け継がれる薬草であり、神経痛の治療に広く用いられていました。昆虫がこのハーブを避けることに由来して、いくつかの一般名がつけられました(bugは虫を意味する)。 北米先住民からヨーロッパの植民者に伝えられ、19世紀後半にドイツに渡りました。更年期障害、月経前症候群(PMS)などの生殖器系への効果がよく研究されています。米国では売り上げのベストテンに入る人気のあるサプリメントです。

フキタンポポの効果効能、副作用 葉には毒性もあり

フキタンポポは葉や花が咳によいとされ、ヨーロッパや中国漢方などでも呼吸器系の不調時に利用されてきました。 ドイツのハーブ委員会コミッションEでは葉を、呼吸器に関する治療用に使用できるハーブとして承認しています。ただし、有害なアルカロイドを含むため、使用には制限事項が多く、注意が必要です。また、ヒトでの研究は少なく、効果の科学的根拠はまだ十分ではありません。健康食品としてよりは、化粧品やヘアケアによく用いられています。

ボルドの効果効能、副作用 精油(オイル)には毒性も

ボルドの葉は南米およびヨーロッパで消化器障害に対して用いられており、短期間の使用は安全です。精油は毒性を有します。 ボルドは葉が利尿や寄生虫駆除、胆のう・肝臓の不調に用いられてきました。コミッションE(ドイツのハーブ審査委員会)で寄生虫駆除と消化不良の用途で、承認されています。

メマツヨイグサの効果効能、副作用 PMSやADHDには効果なし?

メマツヨイグサは別名オオマツヨイクサとも呼びます。メマツヨイグサオイル(EPO)は安全なサプリメントで、糖尿病性神経障害、関節リウマチへの利用についてはエビデンスがあります。乾癖、ほてり、月経前症候群への作用ははっきりしていません。湿疹への効用については成績にばらつきがあります。

カミツレ(カモミール)の効果効能、副作用 鎮静作用や抗菌効果に優れるハーブ

カモミール(カミツレ)はハーブティーなどでよく知られる代表的なハーブのひとつです。 伝承的な効用としては消化管の健康を維持する効果や抗炎症効果、鎮静効果、抗菌効果などが報告されています。 使用法も経口摂取、外用、入浴剤をはじめ、シャンプーやローションに配合されることも多いです。