ビタミンCの効果効能、過剰摂取による副作用は?欠乏で壊血病や抑うつも

ビタミンC(別名アスコルビン酸)(英 L-ascorbicacid)は壊血病の予防因子として発見された水溶性ビタミンで、多くの哺乳動物では体内で合成可能であるのに対し、ヒトは合成できないため外からの摂取が必須です。 体内のタンパク質の約30%を占めるコラーゲンの合成に不可欠なため、正常な毛細血管や骨の維持に重要です。また腸管での鉄の吸収を高めたり、免疫機能を高めるといわれています。近年その抗酸化効果により様々な疾病予防の効果も期待されています。

ビタミンB6の効果効能、欠乏症や過剰摂取での副作用は? つわりやPMSに有効性

ビタミンB6はピリドキシン(主として植物に含まれる)、ピリドキサールおよびピリドキサミンリン酸(リン酸化物は動物組織によく含まれる)などの含窒素化合物の総称です。 ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。マルチビタミンやビタミンB群、アミノ酸配合のサプリメントなどに使用されていることが多いです。

ビタミンAの効果効能、副作用は? 妊娠中の過剰摂取に注意!

ビタミンA(別名レチノール)(英retinol、retinal、retinoicacid)には、動物性食品に含まれるビタミンAとしてのレチノールと植物性食品に含まれていて体内でビタミンAに変わるカロテンとがあります。 レチノール由来のレチナールは、目の網膜に存在する感光物質(ロドプシン)の成分として、またレチノイン酸はステロイドホルモンと同様に核内の受容体に結合して効果を現す情報伝達物質として諸組織で多彩な役割を果たしています。

ビタミンDの効果効能、過剰摂取での副作用は? 骨粗しょう症・くる病予防に

ビタミンD(別名カルシフェロール)(英 calciferol、ergocalciferol(vitaminD2)、cholecalciferol(vitaminD3))はカルシウムのホメオスタシス(恒常性)に関与する脂溶性ビタミンです。 皮膚で太陽光線により産生されますが、乳児・子供や、日焼け止めを塗るなど日光に当たりにくい生活スタイルの人、皮膚の薄い高齢者などでは不足するおそれがあります。

ビタミンB12の効果効能、欠乏での症状は? 赤血球形成で貧血を防ぐ

ビタミンB12(別名シアノコバラミンcyanocobalamin)は造血において葉酸とともに重要な役割を果たしています。 同時に葉酸やビタミンB6とともにホモシステインの血中濃度を正常に保つ働きがあり、血管疾患の予防に役立つことが実証されています。1日に必要な量は非常に微量で、通常の食事では欠乏しにくいですが、菜食主義者や高齢者では欠乏が見られるビタミンです。 ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。マルチビタミンやビタミンB群、葉酸配合のサプリメントなどに配合されていることも多いです。

ビタミンEの効果効能、過剰摂取での副作用 生活習慣病やがん予防にも?

ビタミンE、別名トコフェロール(tocopherol)は、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。 ビタミンEを配合したサプリメントも多いです。 ビタミンEは生体内において主要な脂溶性の膜に局在し、リポタンパク質によって各組織に運搬され、その抗酸化能により主として不飽和脂肪酸の過酸化を抑制し、結果として生体膜、タンパク質成分、核酸の損傷を防ぎます。

マグネシウムの効果効能、過剰摂取での副作用は?高血圧や循環器で有効性

マグネシウム(magnesium、Mg)は、骨や歯の形成に必要な栄養素です。特徴必須ミネラルであり、生体に存在するミネラルのうち4番目に多く存在します。 マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。マグネシウムやカルシウム、その他のミネラルを補給するサプリメントに配合されているほか、飲料や菓子、ふりかけなど、一般の食品に添加されていることもあります。

バリンの効果効能 うつ症状の副作用も 

バリン(valine)は必須アミノ酸のひとつですが、含有する食物が多いため、通常欠乏することは少ないアミノ酸です。 ロイシン、イソロイシンとともに分岐鎖アミノ酸(BCAA)としてスポーツやフィットネス栄養の観点から注目度が高いです。Fisher比を規定するアミノ酸のひとつです。 バリンの補給はうつ症状の発症リスクを増す可能性もあります。

パウダルコの効果効能、副作用 抗がん作用に期待

パウダルコは主にハーブティーとして用いられます。「タヒボ」、「イペ」という名称で販売されていることもあります。使用部位は樹皮、葉です。 パウダルコは南米の植物で、炎症や種々の感染症に対して用いられてきました。滑らかなグレーの樹皮と黒褐色の木部を持つ大木で樹皮や葉を抽出して使用します。長さ20cmの葉は小葉に分かれます。春に紫紅色の花が咲き、後に長さ55cmの円筒形のさく果がなります。メキシコ北部からアルゼンチンにかけて見られます。